●論点解説、ゴム産地相場の上値は重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 タイ産RSS現物相場は、タイ中央ゴム市場で値下がりしている。減産期と天候不順
で供給制約は依然として強いが、相場の下げ止まりを確認するには至っていない。今後
は減産期明けに向かう季節トレンドを意識した動きというよりも、引き続き3月にかけ
ての急伸地合に対する反動安が続いているとの理解になろう。上海ゴムは1万4000
元割れに抵抗を見せているが、産地相場の上値の重さに変化が生じない限りは、消費地
相場も戻り売り優勢の地合が続きやすい。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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