アジア株 総じて上昇、香港株は大幅続伸

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数   18963.68(+425.87 +2.30%)
中国上海総合指数  3154.55(+0.23 +0.01%)
台湾加権指数     20708.84(+148.07 +0.72%)
韓国総合株価指数  2727.63(+15.49 +0.57%)
豪ASX200指数    7748.96(+27.33 +0.35%)
インドSENSEX30種  72535.63(+131.46 +0.18%)

 10日のアジア株は総じて上昇。前日の米国株の上昇などを背景にアジア株はおおむね買い優勢で推移した。上海株はほぼ変わらず。当局による景気対策への期待感などは支援材料となったものの、米中対立への警戒感などが上値を抑えた。香港株は大幅続伸。当局が「ストックコネクト(中国本土株式市場と香港株式市場の接続)」を経由で購入した香港株の配当課税を免除する案を検討しているとの報道などから買いが広がった。
     
 上海総合指数は小幅続伸。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、保険大手の中国人寿保険、不動産会社の保利置業集団が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続伸。不動産開発会社の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド)、複合企業の中国中信(シティック)、天然ガス供給会社の新奥能源控股(ENNエナジー・ホールディングス)、電力会社のチャイナ・リソーシズ・パワー、多角経営企業の新世界発展(ニューワールド・ディベロップメント)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小反発。銀行大手のウエストパック銀行、医薬品メーカーのCSL、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが売られた。

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