−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/07 1,179.25 1,190.75 1,175.50 1,188.25 + 9.00 2024/09 1,156.75 1,162.50 1,151.50 1,158.25 + 2.75 2024/11 1,159.00 1,163.25 1,152.50 1,158.75 + 1.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 306,273 308,548 835,432 (- 14,215) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月6日までの週) 大 豆:23万1002トン(前週改定値:36万1217トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(6月9日までの週) 大豆:作付け:87%(前週78%、前年95%、平年84%) 発 芽:70%(前週55%、前年83%、平年66%) 「良」以上:72%(前週 − 、前年59%) 「劣」以下: 4%(前週 − 、前年 9%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(6月16日−6月20日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近は反発も期中〜期先は小幅まちまち。終値の前日比は変わらず〜9.00 セント高。中心限月の7月限は前日比9.00セント高の1188.25セント。 前週末に崩れた反動から買い戻す動きが広がり修正高場面となった。ただ、米農務省 (USDA)週間輸出検証高は依然として低迷しているうえ、米産地での作付進行見通 しが重石となり、期中から期先限月の上値は抑制された。 7月限は1179.25セントと前週末の終値と同値で取引を開始。その直後に 1175.50セントの安値を付けた後に浮上したが、アジアから欧州の時間帯にかけ ての時間帯序盤にかけては概ね1180セントが上値抵抗線として意識されるなかジリ 安で運ばれた。欧州の時間帯を迎えると上値探りに転じて1180セントを突破。シカ ゴの時間帯も押し目買いを入れながら上を目指す足取りを継続し終盤には1190. 75セントの高値に到達。高値からは値を落としたが、高値に近い水準で取引を終え た。 米農務省(USDA)発表の6月6日までの大豆週間輸出検証高は23万1002 トンで前週の36万1217トンを下回った。累計輸出量は4053万8570トンで 前年同時期の4884万2357トンをおよそ17%下回った。 USDAによると6月9日時点の大豆作付進捗率は87%で前年の95%は下回っ たが、平年の84%は上回った。一方の発芽率は70%で前年の83%は下回ったが、 平年の66%は上回った。また、作柄のうち良以上は前年の59%に対して72%、劣 以下が前年の9%に対して4%となった。 ・10日の米農務省米国大豆生産量見通しの事前予想は以下の通り(単位億Bu、 海外主要通信社調べ)。 予想平均 予想レンジ 前 年 24/25 44.44 43.66−44.50 41.65 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは降雨は無いものの気温が低下しており、コーンベルト東部の一部地 域では10日の最高気温は21℃以下に留まっている。平年以下の気温にもかかわらず 降雨の発生がないなか、農作地の状況が許す限り作付が進行している。 今後5日間は多くの地域でまとまった雨量を伴う降雨が発生することはないだろう。 ただ、プレーンズ、中西部では時おり降雨または雷雨となる可能性がある。一方、次第 に熱波が広がっていく見通しでプレーンズ中部以南では13日までに最高気温が38℃ 前後に達する見込み。6日間予報については6月15〜19日にかけてほぼ全土で気温 は平年を上回るもよう。一方の雨量は五大湖周辺北部などで平年並〜平年を上回るが、 プレーンズ南部などでは平年以下〜平年並にとどまる見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り プレーンズではテキサス州の一部地域、モンタナ州、ダコタ州で散発的な降雨が発 生。一方、プレーンズ中部では降雨は発生せず。ここ最近の降雨は乾燥が続いていた 地域では恵みの雨となった。ただ、冬小麦にとってこれらの雨が恵みの雨になるには遅 すぎた。 米国南部ではメキシコ湾岸地域では高温高湿となる一方、北側の地域では気温が低 下。高温と低温の境目となる地域では散発的な降雨が発生。一方乾燥が続いていたフロ リダ半島では高温乾燥から雨季に転じつつある。 大豆製品は大豆粕、大豆油共に大豆の堅調を受けて買い優勢となったが、これまで大 きく値を落とした大豆粕の上げ幅が大きくなった。一方の大豆油は大豆粕とのストラド ルに絡んだ取引から上値を抑制された。大豆粕7月限は前日比7.30ドル高の 368ドルで終えた。 今日の材料 ・コーンベルトでは降雨は無いものの気温が低下。 ・今後5日間プレーンズ、中西部では時おり降雨または雷雨となる可能性がある。 ・プレーンズ中部以南では13日までに最高気温が38℃前後に達する見込み。 ・6月6日までの大豆週間輸出検証高は23万1002トンで前週の36万1217 トンを下回る。 ・6月9日時点の大豆作付進捗率は87%で前年の95%は下回ったが、平年の84% は上回る。 ・6月9日時点の発芽率は発芽率は70%で前年の83%は下回ったが、平年の66% は上回る。 MINKABU PRESS
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