プラチナ市況=プラチナは反発、現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/06          2025/04    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,726    +50    11,776   +67  : 2,310.76    -1.82
銀          149.0    0.0     147.5   0.0  : 2,905.00   -20.00
プラチナ     4,858    +77     4,875   +78  :   957.16    +8.84
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   889.00    -6.14
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    158.23   +1.08  ユーロ・ドル相場   1.0729  -0.0074
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはドル建て現物相場の上
昇を受けて買い優勢で始まったのち、金の下げ一服や円安を受けて堅調となった。午後
に入ると、日銀金融政策決定会合後の円安を受けて堅調となった。パラジウムの商いは
成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが46〜86円高、プラチナスポットが69
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8027枚、プラチナミニが730枚、プラチナスポット
が2375枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高も下値は限られる】
 プラチナ先限は日中取引で4880円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や日銀
金融政策決定会合後の円安が支援要因になった。円相場は1ドル=158円台前半まで
円安に振れた。
 プラチナはニューヨーク市場で米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派姿勢やド
ル高に上値を抑えられたが、950ドル割れの下値は限られた。安値拾いの買いや買戻
しが入った。一方、日銀金融政策決定会合後の円安も支援要因になった。国債買い入れ
について、市場参加者の意見も確認した上で次回7月の決定会合で今後1〜2年程度の
具体的な減額計画を決めることを決定した。政策金利である無担保コールレート翌日物
の誘導目標は、全員一致で0〜0.1%程度で維持することを決めた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の949.70ドルから、金堅調につれ
高となった。午後に入ると、959ドル台まで上昇した。
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