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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/07 448.00 450.00 443.25 443.75 - 6.25
2024/09 455.25 456.75 449.25 450.00 - 7.00
2024/12 467.00 470.00 462.25 463.00 - 7.25
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 405,103 494,729 1,590,535 (- 7,008)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(6月13日までの週)
コーン:128万6893トン(前週改定値:134万0755トン)
小 麦: 37万4637トン(前週改定値: 35万2402トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(6月16日までの週)
コーン:発 芽:93%(前週85%、前年95%、平年92%)
「良」以上:72%(前週74%、前年55%)
「劣」以下: 5%(前週 5%、前年 12%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(6月23日−6月27日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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コーンも続落。終値の前日比は7.50〜4.50セント安。中心限月の7月限は
6.25セント安の443.75セント。
コーンベルトでの作付終了見通しや良好な作柄観測、大豆市場そして小麦市場の大幅
下落が売りを呼ぶ要因となった。ただ、米コーン輸出は引き続き好調となっていること
に加え、今週、米産地では熱波が広がる見通しとなっていることが下支え要因となり
下げ幅は限られた。
シカゴコーン7月限は448セントで取引を開始した後、アジアの時間帯序盤に
450セントまで浮上したがその後は軟化に転じ欧州の時間帯を終える頃には445
セント前後まで値を落とした。シカゴの時間帯を迎えると売り警戒から買い戻されたが
戻り待ちの売りを浴びて443.25セントまで一気に下落。その後も買い戻されては
売り直される足取りを演じ、終盤は443.50〜444.50セントの安値圏での
もちあいとなり低迷したまま引けを迎えた。
米農務省(USDA)が発表した6月13日までの週のコーン週間輸出検証高は
128万6893トンで前週改定値の134万0755トンを下回ったものの、引き続
き高水準となった。今年度の累計は4041万1146トンで前年同期の3193万
4753トンを約27%上回っている。
USDAによると6月16日時点のコーン発芽率は93%で前年の95%は下回った
が、平年の92%を上回った。
作柄は良以上が72%で前週から2%低下したが、引き続き豊作の目安となる70%
を上回った。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは北部で局地的にまとまった雨量を伴う降雨が発生。特にミシシッピ
ーバレー中流地域からミシシッピーバレー上流にかけて最も雨量が多くなっている。対
照的にコーンベルト南部および東部では気温が上昇するなか降雨は発生しておらず、一
部で表土の土壌水分の乾燥が促されている。
今後は中西部南部などで熱波が広がる見込み。今のところ、土壌水分は十分であるう
えコーンはまだ生育初期段階にあるため、この熱波による影響は最小限にとどまる見込
み。一方、プレーンズ北部および中部、そして中西部北部では荒天となり、今後5日間
は25〜100ミリの雨量を伴う降雨が発生するもよう。6日間予報に関しては6月
22〜26日間は全国的に気温は平年並〜平年を上回る一方、雨量はダコタ州西部では
平年を上回る一方、ハイプレーンズ北部では平年以下に留まるだろう。
シカゴ小麦は大幅続落。ロシアからの供給不安が強まりながらも米国の輸出低迷が続
いているうえ、利下げ着手回数の引き下げとドル堅調が引き続き米小麦輸出の重石にな
るとの見方から売り優勢となった。7月限は前日比21.25セント安の591.50
セントと4月23日以来の低い水準で終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り
プレーンズでは南半部の地域では気温が上昇しコロラド州東部およびカンザス州西部
では17日の最高気温は38℃前後もしくはそれ以上に達している。一方、プレーンズ
北部では気温が低下するなか降雨が発生。モンタナ州西部および中部では17日の最高
気温は10℃以下にとどまっている。
米国南部では熱帯性の湿気が流れ込むなかメキシコ湾岸中部では降雨が発生。一方、
フロリダ州南部出は概ね降雨は発生していない。その他の地域では高温多湿となってお
り、農作業および穀物の生育が進行。
今日の材料
・コーンベルトでは北部で局地的にまとまった雨量を伴う降雨が発生。
・コーンベルト南部および東部では気温が上昇するなか降雨は発生しておらず、一部
で表土の土壌水分の乾燥が促される。
・今後は中西部南部などで熱波が広がるが、土壌水分は十分であるうえコーンはまだ
生育初期段階にあるため、この熱波による影響は最小限にとどまる見込み。
・中西部北部では荒天となり、今後5日間は25〜100ミリの雨量を伴う降雨が
発生するもよう。
・6月13日までの週のコーン週間輸出検証高は128万6893トンで前週改定値の
134万0755トンを下回る。
・6月16日時点のコーン発芽率は93%で前年の95%は下回ったが、平年の92%
を上回る。
・6月16日時点のコーンの作柄は良以上が72%で引き続き70%を上回る。
MINKABU PRESS
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