[今日の視点]貴金属=反発、金は現物高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の上昇や円安を受け
て買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安
を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は1.82ドル高の
2320.28ドル、銀が40セント高の2949セント、プラチナが16.95ドル
高の969.00ドル、パラジウムは3.50ドル高の891.82ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.72/74円で、前営業日の
大引け時点から0.46円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万1784円前後、銀は150.0円前後、プラチナ
は4930円前後、パラジウムは4600円前後。
【NY金はNY連銀製造業景況指数の改善が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、ニューヨーク連銀製造業景況指数の改善を受けて戻りを
売られた。
 金はニューヨーク連銀製造業景況指数の改善を受けて戻りを売られた。6月のニュー
ヨーク連銀製造業景況指数はー6と前月の−15.6から持ち直し、市場予想のー10
を上回った。米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、現時点における自身の予想に
基づけば年内1回の利下げが適切だと述べ、高金利が長く続く可能性が高いとの見解を
示した。CMEのフェドウォッチで、米連邦準備理事会(FRB)の9月の利下げ確率
は56.5%(前日62.0%)に低下した。
 銀はきのうの海外市場では、ニューヨーク連銀製造業景況指数の改善を受けて戻りを
売られたが、押し目は買われた。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナはきのうの海外市場では、安値拾いの買いが入ると、買い戻し主導で上昇し
た。
 プラチナは買い戻し主導で上昇した。ニューヨーク連銀製造業景況指数の改善を受け
て米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が後退したが、売られ過ぎの見方から買い
戻された。中国勢の安値拾いの買いが入ったことも下支えである。
<今日の予定>
・キャッシュレートターゲット公表(オーストラリア準備銀行)
・ユーロ圏消費者物価指数 2024年5月確報(EUROSTAT)
・独景況感指数 2024年6月(ZEW)
・米小売売上高 2024年5月(商務省)
・米鉱工業生産・設備稼働率 2024年5月(FRB)
・米企業在庫 2024年4月(商務省)
・対米証券投資 2024年4月(財務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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