[今夜の視点]シカゴ大豆=作柄悪化、冠水被害の続報にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限は1126セント台まで下落している。引け
後の作柄報告では、「良」以上の割合が67%(前週70%、前年51%)、「劣」以
下の割合が8%(前週5%、前年14%)と、悪化が鮮明だったが、現在のところ強気
の反応に至っていない。作柄悪化に対する今夜の米国の時間帯の反応が最新の天気予報
とともに注目される。また冠水被害の続報にも注意したい。

 前日のシカゴは期近から大幅続伸。週間輸出検証高は34万トン台と引き続き低調だ
ったが、米国産地の一部で過剰な降雨で冠水被害が報じられたことに支援された。まだ
デイリー報告で、フィリピン向けに大豆粕の大口輸出成約が発表されたことで、大豆粕
が急伸したことも支援材料となった。

 11月限は1132.75セントまで上昇した後、引けは1130.50セントと何
とか1130セント台を維持した。。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:00 住宅価格指数 2024年4月(連邦住宅金融局)
【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年4月(S&P)
【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2024年6月(カンファレンスボード)
【工業】 6/26 05:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 消費者物価指数 2024年5月(カナダ統計局)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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