貴金属は、金がまちまちで寄り付く見通し。金はニューヨーク安と円安を受け、まち まちの値動きとなろう。銀はニューヨーク安を受けて売り優勢となろう。プラチナ系貴 金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.33ドル安の 2321.03ドル、銀が56セント安の2892セント、プラチナが12.00ドル 安の987.50ドル、パラジウムは41.74ドル安の942.89ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.67/69円で、前営業日の 大引け時点から0.25円の円安。 4月限の寄り付き目安は、金が1万1934円前後、銀は148.3円前後、プラチ ナは5070円前後、パラジウムは4800円前後。 【NY金はドル高が圧迫】 金はきのうの海外市場では、ドル高を受けて売り優勢となった。 金はドル高が圧迫要因になった。6月の米消費者信頼感指数は100.4と5月の 101.3から低下したが、市場予想の100.0を上回った。4月の米住宅価格指数 は前年同月比で6.3%上昇となった。3月は6.7%上昇だった。また米連邦準備理 事会(FRB)のボウマン理事は、政策金利を「しばらく」据え置けばインフレを抑制 できる可能性が高いが、必要であれば利上げの用意があると改めて表明した。クック米 FRB理事は、経済が期待通りに推移すれば、FRBは利下げに向けた軌道に乗ってい ると述べた。ただ具体的な時期については明言を避けた。 イスラエルのハネグビ国家安全保障顧問は、レバノンのイスラム教シーア派勢力ヒズ ボラとの紛争の解決に努める方針を示し、外交的解決を望むと述べた。パレスチナ自治 区ガザでのイスラエルの軍事作戦終結がヒズボラとの「合意」につながる可能性につい て、米当局者と協議してきたと明らかにした。オースティン米国防長官は、米国はイス ラエルとレバノンの国境付近に住む双方の民間人が自宅に戻れるような外交合意に向け て緊急的に取り組んでいると述べた。 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。予想以上の米消費者信頼感指数や米 住宅価格指数の上昇、米金融当局者の発言を受けてドル高に振れた。プラチナETF (上場投信)から投資資金が流出したことも下げ要因である。 <今日の予定> ・貴金属取引 2025年6月限発会(大阪取引所) ・米新築住宅販売 2024年5月(商務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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