[今夜の視点]シカゴ大豆=11月限が11ドル台を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。11月限のここまでの安値は1105.75セン
トと、前日の一代安値は維持している。今夜は11ドルの節目を維持できるかどうかに
注目したい。
 チャートを見ると、2月26日の安値1122.75セントから5月7日の高値
1230.50セントまての上げ幅に対する拡大の下落波に発達しており、1.236
倍押しの1097セント辺りが次の下値目標となる。

 前日のシカゴは続落。米国産地の気温低下予報もあり、作柄改善観測で上値の重い展
開。さらに底割れして新穀限月中心一代安値を更新した。ただ月末に全米四半期在庫報
告や作付面積報告を控えていることで、利食いの買い戻しも入りやすくなった。

 11月限は1103.00セントまで一代安値を更新。引けは1107.00セント
だった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 国内総生産 2024年1-3月期確報値(商務省)
【経済】 21:30 卸売在庫 2024年5月速報値(商務省)
【経済】 21:30 耐久財受注 2024年5月速報値(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 中古住宅販売仮契約指数 2024年5月(全米不動産協会)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。