反発、日量1000万バレル規模の協調減産を期待=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=25.09(+1.46 +6.18%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.46~1.48ドル高。その他の限月は0.51ドル安~1.89ドル高。 

 9日に予定されている石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした会合で、前例のない規模の協調減産が合意に至ることが期待されている。新型コロナウイルスによる需要の崩壊で過剰な在庫が積み上がっており、備蓄能力を使い切る前に生産量を抑制することが急務となっている。アルジェリアのアルカブ・エネルギー相は「会合は間違いなく有益なものとなる」、「減産規模は日量1000万バレルに達する可能性がある」と述べた。

 時間外取引で5月限は25.29ドルまで上昇したが、通常取引開始に向けて上値が抑えられると23.74ドルまで上げ幅を縮小した。通常取引開始後はプラス圏を維持しつつも25ドル前半が重かったが、引け近くになると買いが強まり26.45ドルまで上げた。

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