シカゴ穀物引け速報=大豆は揃って堅調、コーンは期近の主要限月は小幅続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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 大 豆          2024/07       1159.50       + 9.00
                      2024/11       1111.00       + 7.00
 コーン          2024/07        398.25       + 1.00
                      2024/12        420.50       - 0.25
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 大豆はこれまでの下落後の修正から揃って堅調。コーンは前週末の弱気なUSDA報
告が尾を引いたうえ米産地の好天を受けて期近9、12月限が小幅安ながら他は買い優
勢。
 大豆は揃って堅調。終値の前営業日比は7.00セント〜12.50セント高。中心
限月の11月限は7.00セント高の1110.00セント。

 前週末の弱気な全米四半期在庫に加え、米産地で生育に適した天気が広がっているこ
とが手がかりとなって11月限は21年8月以来、初めて11ドルの節目を割り込む場
面も見られたが、これで売り警戒感が強まって修正のための買い戻しが膨らみ反発に転
じた。

 コーンは主要限月は小幅続落だが、期中以降は確り。終値の前営業日比は0.50セ
ント安〜3.75セント高。中心限月の12月限は0.25セント安の420.50セ
ント。
 先週末に発表された米作付面積、全米四半期在庫の弱気な内容に加え、米産地は気温
が低下、降雨が発生し、開花〜受粉にかけての時期に理想的な天気が広がっていること
が弱材料となり、期近限月は下押された。また、米農務省(USDA)発表の週間輸出
検証高の弱気な内容も重石となった。ただ期中以降は大豆、小麦の大幅高を受けて買い
圧力が強まったうえ、一代安値を更新し続けた後だったこともあり、修正の動きが広が
り、買い優勢で終えた。

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