ドル円は米雇用統計受けて振幅=NY為替序盤 日本時間午後10時19分現在のドル円は1ドル=160.91円。きょうのNY為替市場は21時半発表の6月米雇用統計を受けての大きな振幅でスタートした。注目を集めていた米雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上回る伸びとなり、160円70銭台で発表を迎えたドル円は、161円00銭前後まで瞬間ドル買いが入った。しかし、前回値が大きく下方修正されており、均すと決して良い数字ではないことや、失業率が予想外に悪化したことなどを嫌気して、すぐにドル売りに転じ、東京昼頃につけた今日の安値を割り込んで160円35銭を付けた。しかし、すぐに再びドル買いに転じると、直後の高値を超えて161円10銭台まで上昇。上昇を維持できずに160円80銭台に落とすなど、不安定な動きが続いている。 各通貨共に多様な振幅で、ユーロドルは1.0825前後で発表を迎え、1.0804から1.0842レンジ。ポンドは1.2790前後で発表を迎え、1.2760台から1.2810台での推移。 クロス円も不安定な動きでユーロ円は174円00銭前後で発表を迎え173円80銭台から174円30銭台での推移、若干円安が優勢となっており174円30銭前後での推移。 米債利回りなども上下を見せたがはっきりした方向性を見せず。この後の米株式市場動向などをにらむ展開。時間外先物市場の動きは比較的落ち着いている。 MINKABU PRESS
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