プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、利食い売りが出たのち、金堅調を受けて押し目を買
われたが、上値は限られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが81〜97円高、プラチナミニが
84.0〜125.5円高、プラチナスポットが159円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万3939枚、プラチナミニが796
枚、プラチナスポットが4633枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安が金急伸が支援】
 プラチナはドル安や金急伸が支援要因になった。6月の米雇用統計で労働市場の緩和
が示された。今週は6月の米消費者物価指数(CPI)の発表があり、インフレ鈍化が
示されると、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が高まることになりそうだ。
 プラチナ先限は夜間取引で5月30日以来の高値5326円を付けた。ニューヨーク
高が支援要因になった。円相場は1ドル=160円台後半で推移した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の1024.51ドルから1020
ドル台に下落したのち、金堅調を受けて押し目を買われたが、戻りは売られた。
 午前11時現在、プラチナは1022.50ドル、パラジウムが1005.89ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1008.09ドル、パラジウムが
1032.97ドル。
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