[今日の視点]貴金属=軒並み上昇、現物高が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、軒並み上昇して寄り付く見通し。金はニューヨーク高を受けて買い優勢と
なろう。銀は金堅調につれ高となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニュ
ーヨーク高を受けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は5.23ドル高の
2372.74ドル、銀が13セント高の3084セント、プラチナが13.31ドル
高の995.51ドル、パラジウムは10.02ドル高の988.21ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.57/59円で、前営業日の
大引け時点から0.11円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が1万2358円前後、銀は163.0円前後、プラチナ
は5175円前後、パラジウムは5300円前後。
【NY金は米国債の利回り低下が支援】
 金はきのうの海外市場では、米国債の利回り低下を受けて買い優勢となった。
 金は米国債の利回り低下が支援要因になった。フランスの政治不安に対する懸念が一
服し、ユーロ圏の国債利回りが低下し、米国債の利回りも低下した。米連邦準備理事会
(FRB)が9月に利下げを開始するとの見方も低下を促した。ただパウエル米FRB
議長の利下げに慎重な姿勢に変わりはなかった。
 イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は、同中銀
は利下げに近づいているが、サービス価格の上昇と賃金の伸びは依然として強いとの見
解を示した。
 銀はきのうの海外市場では、米国債の利回り低下が支援要因になったが、利食い売り
が出て上げ一服となった。
【プラチナは米国債の利回り低下が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、米国債の利回り低下を受けて買い優勢となった。
 プラチナは米国債の利回り低下が支援要因になった。フランスの政治不安に対する懸
念が一服したことや米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの見方を
受けて利回りが低下した。また1000ドル割れで中国勢の安値拾いの買いが入ったこ
とも下支えになった。
<今日の予定>
・企業物価指数 2024年6月(日本銀行)
・政策金利公表(NZ準備銀行)
・中国消費者物価指数 2024年6月(国家統計局)
・中国生産者物価指数 2024年6月(国家統計局)
・米卸売在庫 2024年5月確報値(商務省)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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