[今日の視点]とうもろこし=円高を受け期先は3ケタ安で推移か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、11日のシカゴは軒並み堅調ながら、1ドル=159円台前半の円
高から売り優勢を予想。シカゴ中心限月12月限と1ドル=158.85円からの換算
値は400円安。先限は序盤、400円程度の下落を見込む。戻りは期先は3ケタ安で
推移か。
 先限は夜間取引で3万8480円で小安く寄り付いた後は、商いの成立がなく、夜間
取引を終了。夜間の出来高はわずか1枚にとどまる閑散商い。日中取引では薄商いなら
ではの振幅のある足取りとなる可能性があるが、シカゴ夜間は米農務省(USDA)月
例需給報告待ちで模様眺めとなると予想されるため、限られたレンジ内での高下が想定
される。

 11日のシカゴコーンは軒並み上昇。週間純輸出成約高は前週をわずかに上回る程度
にとどまったものの、これまでの下落の後の修正から買い優勢となった。12日の
USDA月例需給報告では需給緩和が見込まれているが、これまでの下落で弱材料は
概ね消化した感がある。予想を大幅に上回る需給の緩和が見られない限り、材料織り込
み感が強まりこれまでの下落後の反動高となる可能性に注意しておきたい。
 JPXとうもろこし25年7月限の寄り付き予想は3万8100〜3万8500円。
本日の日中取引の予想レンジは3万7990〜3万8500円。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
◆ 日本 ◆
【経済】13:30 鉱工業生産指数 2024年5月確報(経済産業省)
◆ 中国 ◆
【経済】--:-- 貿易収支 2024年6月(税関総署)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者物価指数 2024年6月確報(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 生産者物価指数 2024年6月(労働省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2024年7月速報値(ミシガン大)
【農産】7/13 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】7/13 01:00 農産物生産高(USDA)
【商品】7/13 04:30 建玉明細報告(CFTC)
【納会】--:-- コーン 2024年7月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆 2024年7月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆ミール 2024年7月限(CBOT)
【納会】--:-- 大豆油 2024年7月限(CBOT)
【納会】--:-- 小麦 2024年7月限(CBOT)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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