前週は2488.40ドルまで上昇して過去最高値を更新した後、利食い売りで 2400ドル水準まで軟化する展開になった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下 げ観測が強く、買い優勢の展開が続いた。ディスインフレと雇用環境の悪化を受けて、 9月利下げが決定的になったと評価されている。米金融当局者からも利下げへの言及が 増えている。5月20日以来となる過去最高値更新になった。ただし、7月17日に過 去最高値を更新した後は、利食い売りが優勢になった。19日には世界的なシステムト ラブル発生を受けて、キャッシュ化の動きも上値を圧迫した。 今週も押し目買い優勢の展開が続く見通し。翌週の30〜31日に米連邦公開市場委 員会(FOMC)を控えているが、9月利下げ観測が金相場を下支えする見通し。当局者の 発言が禁止されるブラックアウト期間入りで値動きが鈍化しやすいが、ここ数日の急落 を受けて下値は固い。特に金上場投資信託(ETF)買いがみられると、買い安心感が 強まる。7月26日に6月PCEデフレーターが発表されることがイベントリスクにな るが、ディスインフレへの信頼感を高める動きがみられると、上昇期待が更に強まろ う。 予想レンジは2380〜2450ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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