プラチナ市況=プラチナが続落、期先は現物相場の底堅さで下値切り上げ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,663   -341    11,703  -350  : 2,375.69   -42.49
銀          143.0   -7.0     137.6 -10.4  : 2,802.00  -130.00
プラチナ     4,592   -120     4,651   -89  :   941.78   - 6.72
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   919.83   - 7.93
======================================
      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    152.74   -1.69  ユーロ・ドル相場   1.0840  -0.0010
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 プラチナが続落。プラチナは円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て
現物相場の下落や円高を受けて軟調となり、先限は正午前に100円超の下落で推移。
午後になり、ドル建て現物相場が940ドル台前半に戻し、底堅さを示したことで、下
げ幅を縮小し、89円安で引けた。今日も先限の25年6月限が一代安値を更新。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが120〜89円安、プラチナスポットが
91円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万6585枚、プラチナミニが1363枚、プラチナス
ポットが5640枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限として4月30日以来の安値】
 プラチナ先限は日中取引の前半から下げ幅を拡大した。午前11時半過ぎに4650
円割れなると、一段安となり、4608円まで値を崩し、4月30日以来の安値をつ
けた。午後1時頃から下げ幅を縮小し、引け前に4651円まで戻した。円高の進行に
加え、株・商品安から売りが売りを呼ぶ動きとなった。日足は6日連続で陰線引け。
14日間の相対力指数(RSI)が一時25台まで低下する稀に見る弱気相場。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は軟調。朝方の949.60ドルから、金急落につれ
安となった。935ドルで買い拾われ、一時940ドル台前半に戻した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。