[今日の視点]石油=反発、日経平均株価を含むアジア株の動向に注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は前日の海外原油相場の続伸と円相場が1ドル=153円台後半に反落か
ら、4ケタ高となる反発を予想。ただ今夜、6月の米個人所得・支出デフレータの発表
を控え、為替動向が不透明なことから、買い一巡後は伸び悩みか。1300〜1600
円程度の上昇が妥当と考える。場中は円相場の動向に加え、日経平均株価を含むアジア
株の動向に注意したい。アジア株が軟調な展開となると、需要不安から地合いを緩め、
1000〜1300円高程度に上げ幅を縮小の可能性あり。
 中心限月の期中12月限は夜間取引の前半に7万1900円まで下落。ニューヨーク
時間の取引開始後に戻り歩調となり、日付けが変わった後、上げ幅を拡大し、夜間取引
の引けで7万4500円の高値をつけた。日中取引で上げ幅を縮小の場合、7万
4000〜7万4200円のレンジが支持価格帯と予想。夜間取引の引けで短期線の5
日間移動平均線7万4510円に接近した。日中取引で5日移動平均線超えとなるかに
も注目したい。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.02ドル高の78.30ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは78.28〜78.35ドル。
<今日の予定>
◆ オーストラリア ◆
【経済】10:30 小売売上高 2024年6月(連邦統計局)
◆ 日本 ◆
【経済】14:00 景気動向指数 2024年5月改定状況(内閣府)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者信頼感指数 2024年7月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 個人所得・支出 2024年6月(商務省)
【経済】23:00 消費者信頼感指数 2024年7月確報値(ミシガン大)
【商品】7/27 04:30 建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。