[今夜の視点]シカゴ大豆=アジア時間に一代安値更新

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は急落。11月限のここまでの安値は1027.50セント
と、すでにこれまでの一代安値だった1031.75セントを更新している。ただ安値
からは下げ幅を縮小して、直近は1037セント台まで戻している。これでセリング・
クライマックス(陰の極)となるのかどうか今夜の値動きを注目したいが、やはり最新
の米国産地の天気予報が焦点となる。
 また場中に週間輸出検証高、引け後に作柄、生育進度、土壌水分状況が注目される
が、とくに作柄には注目したい。

 26日のシカゴは急反落。米コーンベルトでは高温が予報されているものの、北部中
心に降雨も見込まれているため、一転して大きく売られる展開となった。大豆油の急落
も嫌気された。

 11月限は1045.00セントまで急落した後、引けも1048.50セントと
1050セント台を回復できなかった。

<今夜の予定>
◆ イギリス ◆
【経済】 17:30 マネーサプライ 2024年6月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【農産】 7/30 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】 7/30 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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