[本日の見通し]石油=4ケタ安、緊迫感煽る報道多いが反応薄

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年12月限は4ケタ安。夜間取引の安値圏で値が張
り付いている。
 イタリアやドイツはレバノンから脱出するようそれぞれの国民に勧告したほか、エ
ア・フランスなど航空会社はレバノン便を停止するなど、緊迫感は高まり続けている。
AP通信によると、イスラム組織ヒズボラが精密ミサイルを配備しているとの報道もあ
って、イスラエルとヒズボラの交戦拡大には警戒しなければならない。相場はこのリス
クを織り込むどころか下値探りであるとはいえ、売りに追随するほどの理由は見当たら
ない。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.17ドル安の75.64ドルで推
移。本日これまでのレンジは75.61〜75.91ドルで推移。
 原油12月限の予想レンジは7万1800円から7万2800円、ガソリン先限は
8万0500円から8万1500円、灯油先限は8万1000円から8万2000円。
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