金・銀市況=金が続伸、現物高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/08          2025/06    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,844    +49    11,919   +76  : 2,388.31    -6.31
銀          140.0    0.0     140.2  +0.2  : 2,790.00   -22.00
プラチナ     4,717    +65     4,770   +73  :   950.30    +5.10
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   900.36    -8.87
======================================
      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.70   +1.36  ユーロ・ドル相場   1.0821  -0.0038
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金が続伸。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まったのち、円安となったが、
ドル建て現物相場の下落を受けて軟調となった。午後に入ると、ドル建て現物相場の押
し目買いや円安を受けてプラスサイドに転じた。銀は円安を受けて先限が小幅高となっ
た。
 前営業日比は、金標準、金ミニが3円安〜80円高、ゴールドスポットが33円安、
銀が変わらず〜0.2円高。
 推定出来高は、金が2万4360枚、金ミニが6424枚、ゴールドスポットが
4603枚、銀が1枚。
【金は日米の金融政策を確認】
 金先限は1万1920円まで上昇した。ドル建て現物相場の堅調や円安が支援要因に
なった。円相場は1ドル=154台後半の円安に振れた。銀先限は140.2円まで上
昇した。
 金は米国債の利回り低下が一服したことやドル高を受けてニューヨーク市場で下落し
たが、アジア市場ではドル安再開を受けて押し目を買われた。日米の金融政策の行方が
目先の焦点である。日銀金融政策決定会合では国債買い入れの減額が決定される。また
追加利上げがあるかどうかも焦点である。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で
は金利据え置きが見込まれており、9月利下げが示唆されるかどうかを確認したい。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米国債の利回り低下が一服
したことやドル高を受けて戻りを売られた。アジア市場は、朝方の2382.20ドル
から、ドル高などを受けて2377ドル台まで下落した。午後に入ると、ドル安再開を
受けて押し目を買われ、2390ドル台まで上昇した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。