プラチナ午前=プラチナは期先が現物高から小幅高、上海株の上昇が追い風

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。プラチナは日中取引の序盤、
1ドル=152円台の円高から期先3本を含む4本が売り優勢。ニューヨーク続伸から
ドル建て現物相場が960ドル台まで上昇が支援材料となり、下値堅く推移。午前10
時半過ぎからドル建て現物相場がジリ高となると、期先2本が小幅高に浮上。上海株の
上昇が追い風もよう。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時26分現在の前営業日比は、プラチナが7円安〜28円高、プラチナミニ
が14.00円安〜20.5円高、プラチナスポットが131円高、パラジウムが出来
ず。
 午前11時26分現在の出来高は、プラチナが6703枚、プラチナミニが532
枚、プラチナスポットが2526枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは期先が小幅高】
 プラチナは期先が小幅高。月末商い、日銀の金融政策決定会合の結果待ちで見送りム
ードが強く薄商い。午前10時30分に7月の中国製造業・非製造業購買担当者景況感
指数(PMI)が発表された。結果は49,4となり、事前予想49.3をわずか上回
ったが、前月の49.5から0.1ポイントの低下。中国の景気不安が根強いが、上海
総合指数は約0.5%の上昇。
 プラチナ先限は夜間取引の序盤に4814円まで上昇した。夜間前半で上げ幅を削
り、日中取引で4751円までジリ安となった。4750円の節目が支持線となり、下
げ幅を縮小し、一時4785円まで浮上。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。午前9時過ぎに960.50ドルで買い拾わ
れ、967ドルまで緩やかに上昇。
 午前11時25分現在、プラチナは966.43ドル、パラジウムが896.337
ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが950.30ドル、パラジウムが
900.36ドル。
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