プラチナ午前=プラチナが反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナは円高を受けて売り優勢
で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上げ一服や円高を受けて軟調となった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが114〜64円安、プラチナミニが
131.0〜47.5円安、プラチナスポットが45円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが7515枚、プラチナミニが701枚、
プラチナスポットが1869枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。予想以下の全米雇用報告に加え、米
連邦公開市場委員会(FOMC)声明で9月の利下げの可能性が示唆された。一方、プ
ラチナ先限は円高が圧迫要因である。日銀金融政策決定会合で追加利上げが決定され
た。
 プラチナ先限は夜間取引で4704円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=148円台後半の円高に振れた。前日の日銀金融政策決定会合で、政策金
利となる無担保コール翌日物金利の誘導目標をこれまでの0〜0.1%程度から、
0.25%程度に引き上げることを決定した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の978.26ドルから、上げ一服
となったが、金堅調を受けて押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは976.27ドル、パラジウムが929.50ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが968.70ドル、パラジウムが903.40
ドル。
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