金・銀午前=金が反落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が反落。円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が堅調と
なったが、円高進行を受けて軟調となった。銀の商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が164〜140円安、金ミニが
228.0〜110.0円安、ゴールドスポットが39円高、銀が出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、金が3万4858枚、金ミニが9666枚、ゴール
ドスポットが6676枚、銀が0枚。
【NY金は米FOMC後に一段高】
 金は予想以下の全米雇用報告や米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で9月の利下
げの可能性が示唆されたことが支援要因になった。7月の全米雇用報告によると、民間
部門雇用者数は12万2000人増加した。市場予想の15万人増を下回った。米FO
MCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25〜5.50%に据え置
いた。声明はインフレについて「2%の目標に向けてさらなる一定の進展があった」と
し、早ければ次回9月の会合で利下げを実施する可能性を示唆した。パウエル米連邦準
備理事会(FRB)議長は、9月にも利下げに動く可能性があるとの見解を示した。
 中東情勢に対する懸念も支援要因になった。戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの停戦
交渉で米国と共に仲介役を果たしているカタールとエジプトは、イスラム組織ハマスの
イスマイル・ハニヤ最高指導者が殺害されたことを受け、停戦交渉がとん挫する恐れが
あると警告した。イランの最高指導者ハメネイ師は、首都テヘランでイスラム組織ハマ
スの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏が暗殺されたとされる件に関し、イスラエルへの
報復攻撃を命じた。またレバノンに拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラは、イスラエ
ル軍の攻撃により、首都ベイルート南部郊外の建物にいたフアド・シュクル司令官が死
亡したと確認した。
 金先限は夜間取引で1万1705円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場
は1ドル=148円台後半の円高に振れた。前日の日銀金融政策決定会合で、政策金利
となる無担保コール翌日物金利の誘導目標をこれまでの0〜0.1%程度から0.25
%程度に引き上げることを決定した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、予想以下の全米雇用報告や
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で9月の利下げの可能性が示唆されたことを受
けて急伸した。アジア市場は、朝方の2445.01ドルから、ドル安を受けて堅調と
なった。
 午前11時現在、2451.35ドルで推移。銀は2903セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2418.02ドル、銀が2858セント。

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