石油午前=下げ幅を縮小、内田日銀副総裁の発言で円急落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下げ幅を縮小。急落後の海外原油の戻りが鈍いことが重しとなり、
4ケタ超下げて推移した後、円相場が1ドル=145円ちょうど付近から147円半ば
まで円安・ドル高推移したことが国内市場の切り返しを後押ししている。内田日銀副総
裁が「最近の内外の資本市場の動向、極めて高い緊張感をもって注視」、「当面、現在
の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要がある」などと述べたことが円売りの手がか
り。引き続き円相場の動意は荒い。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年1月限は下げ幅を縮小。一時6万6540円まで
切り返した。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
410円安〜210円高。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1619枚。
【カリブ海で熱帯性低気圧の兆候】
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、カリブ海で熱帯性低気圧が形成され
る兆候がある。この気圧配置は西側へと移動し、メキシコのユカタン半島へ向かう見通
し。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.17ドル安の73.03ドルで推移。
本日これまでのレンジは72.58〜73.12ドル。
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