[今夜の視点]シカゴ大豆=11月限は一代安値割れなら10ドルの節目視野

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は下落。午前には戻す場面もあったが、すぐに反落している。
11月限はすでに前日の安値を割り込み、1018セント台まで下落している。今夜は
1013.00セントの一代安値を維持できるかどうかがポイントとなるが、割り込む
と買い方の投げで10ドルの節目が視野に入ってきそうだ。直近で急伸していた咎めが
来る可能性もある。

 前日のシカゴは急反落。前日買い戻しの材料となったデイリーでの大口輸出成約が発
表されなかったこともあり、米国産の作柄がやや改善するなか、産地の天気が引き続き
順調に推移するとの見方が圧迫要因となった。またこの日、ブラジル農業省が発表した
7月の同国産大豆輸出が1125万トンと、前年同月の970万トンを大幅に上回って
いたことも輸出競合の面から嫌気された。

 11月限は1021.00セントまで下落した後、引け後は1026.75セントま
で戻した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 貿易収支 2024年6月(連邦統計庁)
【経済】 15:00 鉱工業生産指数 2024年6月(経済技術省)
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 国際収支 2024年6月(フランス銀行)
【経済】 15:45 貿易収支 2024年6月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 8/8 04:00 消費者信用残高 2024年6月(FRB)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 23:00 Ivey購買担当者景況指数 2024年7月(RISB)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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