[今夜の視点]シカゴ大豆=週間輸出成約高にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。11月限は1020セント台を回復している。前日あ
と一歩まで迫った一代安値の1013.00セントを維持できるか否かが今夜の焦点に
なる。割り込むと、10ドルの節目も視野に入るが、12日に米農務省(USDA)の
月例需給報告を控えているため、割り込まないと買い戻しも入りやすくなる。
 また今夜は週間輸出成約高にも注目したい。

 前日のシカゴは続落。米国産地の天気が引き続き順調で今年の米国産大豆に対して高
イールドが見通しが強まっていることに圧迫された。また7月の中国の大豆輸入が
985万トンにととまり、事前予想レンジだった1200〜1300万トンを大きく下
回ったことも嫌気された

 11月限は1014.00セントまで下落した後、引け後も1018.75セントま
でで1020セント台に届かなかった。一代安値の1013.00セントが目前に迫っ
ている。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 卸売在庫 2024年6月確報値(商務省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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