[今夜の視点]シカゴ大豆=安値試しか買い戻し先行か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。11月限は960セント台半ばまで下落している。
960セント台を再び割り込むようであれば、一代安値の955.25セントが視野に
入ることになるが、それを維持できれば買い戻しが先行する可能性もある。
 来週は19〜22日にかけてプロ・ファーマーのクロップツアーが開催される。

 前日のシカゴは総じて小幅高。ドル高や穀物安で上値は重かったが、週間輸出成約高
が156万トン台と極めて高水準だったことや、全米油糧種子加工業者協会(NOP
A)の7月の大豆圧砕高が1億8290万Buと、前年同月比4%増となり、7月とし
て過去最高水準となったことか下支え要因となった。

 11月限は967.50セントまで下落した後、引けも968.50セントとほとん
と戻さず、970セント台を割り込んだままだった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 貿易収支 2024年6月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 小売売上高 2024年7月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2024年7月(商務省)
【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2024年8月速報値(ミシガン大)
【商品】 8/17 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 製造業出荷 2024年6月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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