[今夜の視点]シカゴ大豆=作柄悪化に対する反応に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。軟調な場面もあったが、午後からやや戻してい
る。11月限は直近982セント台で推移。引け後の作柄報告では、「良」以上の割合
が67%(前週68%、前年58%)、 「劣」以下の割合が9%(前週8%、前年
14%)と悪化していた。アジアの時間帯はあまりそれに反応していないが、今夜の米
国の時間帯の反応に注目したい。熱波予報がさらにクローズアップされれば、作柄悪化
がさらに買い材料になる可能性もあり得る。
 前日のシカゴは続伸。週間輸出検証高は41万トン台と低調だったものの、前週末の
強気の流れを継続した。米国産地の熱波予報にもコーンに比べて敏感に反応した。

 11月限は982.50セントまで上伸。引けも980.75セントと、980セン
ト台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 国内総生産 2024年4-6月期確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:00 住宅価格指数 2024年6月(連邦住宅金融局)
【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年6月(S&P)
【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2024年8月(カンファレンスボード)
【工業】 8/28 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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