原油相場は26日の急伸地合から一転して、27日は急反落した。リビア産原油の供 給不安が強いが、需要不安を打ち消す程の混乱は生じないとの見方が優勢になってい る。リビアは日量120万バレル規模の生産量があり、東部地区の生産が完全に止まる と100万バレル規模の供給が失われる。ただし、あくまでも政治対立によって原油生 産が停止を迫られるのではなく、自主的に停止する動きに留まるため、影響は段階的か つ短期的なものに留まるとの見方が浮上している。実際には、東部勢力がどのような政 治判断に下すのかによって混乱の度合いは変わってくるが、マーケットでは極端な不安 心理を織り込む必要性について、懐疑的な見方が強くなっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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