NY株式16日(NY時間11:43) ダウ平均 21410.80(-1774.82 -8.37%) ナスダック 7337.82(-537.06 -7.46%) CME日経平均先物 16930(大証終比:+90 +0.54%) きょうのNY株式市場でダウ平均は急反落。一時2800ドル近く下げ幅を拡大する場面が見られている。また、取引開始直後に、S&P500株価指数が8%安で始まり、サーキットブレーカーが再び発動した。 休み中にFRBが1%の緊急利下げを発表し、再びゼロ金利政策に踏み切った。向こう数ヵ月に渡って米国債の5000億ドル以上、不動産担保証券を2000億ドル以上購入し、量的緩和(QE)も再開するとしている。 市場からは物足りないとの意見も出ているようだが、FRBとしては現段階では想定される最大限の緩和策を打ち出して来たように思われる。ただ、各国中銀の大胆な協調行動にもかかわらず、市場の反応は鈍い。すでに想定されていたこともあるだろう。むしろ、市場は中央銀行ではなく、各国政府に大胆な減税など財政刺激策を求めているのかもしれない。 ウイルス感染拡大の終息と、落ち込んだ経済を立て直す大胆な刺激策を市場は求めており、ある種、催促相場になっているものかもしれない。 米国債利回りが再び急低下しており、銀行株が大幅安となっているほか、航空、旅行関連、そして、店舗閉鎖が伝えられており、スポーツ用品など消費財メーカーも下げている。エネルギー株も引き続き下落。 ナスダックも大幅安。7000ポイントを一時下回る場面も見られた。サプライチェーンへの懸念などでIT・ハイテク株は揃って下落しておりほぼ全面安。バイオなど医薬品関連も下げている。 アルファベット(C) 1137.85(-81.88 -6.71%) フェイスブック 153.18(-17.10 -10.04%) ネットフリックス 327.08(-9.22 -2.74%) テスラ 484.47(-62.15 -11.37%) アマゾン 1723.69(-61.31 -3.43%) エヌビディア 221.50(-19.34 -8.03%) ツイッター 26.26(-3.03 -10.34%) ダウ採用銘柄 J&J 131.02(-3.27 -2.61%) P&G 112.67(-1.40 -1.37%) ダウ・インク 24.86(-0.83 -3.51%) ボーイング 140.50(-29.70 -19.18%) キャタピラー 104.77(+5.13 +5.56%) ユナイテッド 97.52(-7.88 -7.69%) ビザ 163.41(-12.42 -7.76%) ナイキ 71.22(-4.36 -5.88%) ウォルグリーン 46.72(+0.56 +1.35%) 3M 131.18(-10.50 -7.86%) エクソンモビル 36.98(-1.14 -3.07%) シェブロン 76.43(-6.99 -9.17%) コカコーラ 46.52(-1.95 -4.13%) ディズニー 95.58(-6.94 -7.56%) マクドナルド 157.90(-19.23 -11.30%) ウォルマート 109.04(-5.06 -4.86%) ホームデポ 180.58(-25.09 -13.16%) JPモルガン 90.58(-13.33 -15.14%) トラベラーズ 92.52(-14.93 -14.61%) ゴールドマン 162.25(-14.93 -9.91%) アメックス 91.07(-8.53 -10.21%) ユナイテッドヘルス 239.56(-32.48 -12.97%) IBM 103.76(-4.19 -4.08%) アップル 256.47(-21.50 -8.66%) ベライゾン 52.24(-1.93 -3.77%) マイクロソフト 146.65(-12.18 -8.76%) インテル 50.69(-3.74 -8.21%) ファイザー 31.79(-0.92 -3.06%) メルク 74.83(-1.92 -2.58%) シスコシステムズ 35.63(-2.01 -6.05%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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