LME市況=反落、米景気不安を背景にしたNYダウの反落から売り優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,317.23  -   10.87     2,336.50  -   14.00
    アルミ合金      2,356.50  -    6.50     2,200.00       0.00
     銅         8,898.81  -   73.61     9,026.00  -   71.00
    ニッケル      15,497.71  -  159.47    15,741.00  -  162.00
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 アルミ3カ月物は小幅反落。2364ドルで小高く取引を開始。アジア株高もあって
2375ドルまで値を伸ばしたが、米景気不安を背景にしたニューヨークダウの反落が
手掛かりとなって売り優勢となり、2332.50ドルの安値まで下落。安値からの戻
りは鈍く、この日の安値圏のまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は反落。9097.50ドルで小高く取引を開始。その後はアジア株高を
受けて9143.50ドルまで急速に浮上したが、早々に軟化に転じて9042.50
ドルを記録。売り警戒から買い戻されたものの9080ドルを上抜くと売り直され、米
景気不安からニューヨークダウの反落が重石となって8983ドルまで値を落とした。
安値で買い戻されたものの、軟調な足取りのまま引けを迎えた。

 ニッケル3カ月物は大幅反落。1万5985ドルで堅調で取引を開始したが、これが
この日の高値となった。その後は米景気不安やニューヨークダウの反落安、銅、アルミ
の軟調から売り優勢となり一時1万5665ドルまで軟化。売り警戒から買い戻された
ものの3ケタの下げ幅を記録して引けを迎えた。
今日の材料
・10日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は小反発、7.70ポイント高の2744.19ポイント。
・欧州株は下落。原油下落を受け、英FTではエネルギー株が売られた。独DAXでは
 自動車関連株が目立った。ECB理事会や米消費者物価指数の発表を控え様子見ム
 ードが広がった。
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=142円台前半まで下落。ユーロドルは1ユーロ=
 1.1012ドルまで下落し、8月16日以来の安値をつけた。
・米国株はニューヨークダウが反落し、92.63ドル安。ナスダック指数は141.28ポイ
 ント高(0.84%高)で続伸。
・米10年債の利回りは低下。
・ニューヨーク貴金属は金、パラジウムが続伸も銀、プラチナが小反落。ニューヨーク
 原油は大幅安。
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