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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (24/10) 989.4 995.5 981.0 982.8 - 5.4
(25/ 1) 998.7 1004.6 990.5 992.1 - 5.4
パラジウム (24/12) 1085.00 1125.50 1080.00 1102.20 + 20.00
(25/ 3) 1096.00 1130.50 1088.00 1107.80 + 19.70
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 29,678 33,206 79,050 (- 3,011)
パラジウム 6,738 5,489 19,051 (- 757)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 41,606.18 - 15.90
前日 140.58/60 1.1132/34 ・ナスダック 17,628.06 + 35.93
本日 142.39/41 1.1113/15 ・10年米国債利回り 3.64 + 0.01
・NY原油 (24/10) 71.19 + 1.10 ・SPDR保有金残高 872.23 + 1.72
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは続伸。前日比は、プラ
チナが5.4〜4.7ドル安、中心限月の10月限が5.4ドル安、パラジウムが
19.70〜20.30ドル高、中心限月の12月限は20.00ドル高。
プラチナ10月限は続落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下
げ観測を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、戻りを売られた。日中取引で
は、予想以上の米小売売上高やドル高を受けて売り優勢となった。
パラジウム12月限は時間外取引で戻り高値を突破したことから、買い戻し主導で上
昇した。
プラチナ10月限は時間外取引を981.3〜995.5ドルのレンジで推移し、前
日比1.7ドル安の986.5ドルとなった。10月限は高寄りしたのち、米連邦準備
理事会(FRB)の大幅利下げ観測を受けて押し目を買われた。欧州時間に入ると、戻
りを売られた。
日中取引では、予想以上の米小売売上高も押し目を買われ、988.4ドルまで戻し
た。その後は、ドル高を受けて売り優勢となり、981.0ドルまで下落した。
8月の米小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想の0.2%減に反してプラスと
なった。米鉱工業生産指数は同0.8%上昇と前月の0.9%低下から反転した。米連
邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測に変わりはないが、ドル高に振れた。
パラジウム12月限は、時間外取引を1081.50〜1103.00ドルのレンジ
で推移し、前日比19.80ドル高の1102.00ドルとなった。12月限は高寄り
したのち、戻り高値を突破したことから、買い戻し主導で上昇した。欧州時間に入る
と、テクニカル要因の買いが入って上値を伸ばした。
日中取引は予想以上の米小売売上高を受けて戻りを売られ、1080.00ドルまで
下落したが、買い戻されて下げ一服となった。その後はドル高を受けて1105.50
で戻りを売られたが、1091.00ドルで下げ止まると、買い戻されて急伸し、昨年
12月以来の高値1125.50ドルを付けた。
16日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの14万5586
オンス、パラジウムは同203オンス減の4万1777オンス。
今日の材料
・9月の独ZEW景気期待指数は3.6と8月の19.2から予想以上に低下した。現
況指数の悪化も続いている。市場予想は17.0だった。
・イスラエルは安全保障閣議でパレスチナ自治区ガザでの戦争の目標に、レバノンの親
イラン民兵組織ヒズボラとの交戦で避難を強いられた北部住民の安全な帰還を追加する
ことを決めた。
・イスラエルの経営者団体「ビジネス・フォーラム」は、ネタニヤフ首相に対し、ガラ
ント国防相を解任しないよう求めた。国の分断と弱体化を招くとしている。
・スペイン中央銀行は、2024年の経済成長率見通しを2.8%とこれまでの2.3
%から上方修正した。昨年の成長率2.5%から成長が加速する見込み。
・8月の米小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想の0.2%減に反してプラスと
なった。経済が第3四半期も底堅く推移している様子を示唆した。7月分は1.0%増
から1.1%増に上方改定された。8月の前年比は2.1%増だった。
・8月の米鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.9%上昇と市場予想の
0.3%上昇を上回った。主に自動車製造の急増で押し上げられた。7月分は0.3%
低下から0.7%低下に下方修正された。8月の前年比は0.2%上昇だった。鉱工業
生産全体は0.8%上昇。7月は0.9%低下していた。
・7月の米企業在庫は前月比0.4%増と市場予想の0.3%増をわずかに上回った。
前月は0.3%増だった。7月の前年同月比は2.5%増えた。
・9月の米NAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は41となり、8月の39
から小幅上昇した。4カ月連続の低下から脱したが、金利上昇が引き続き住宅建設の足
かせとなり、依然として低水準にとどまった。
・8月の加消費者物価指数(CPI)は前年比2.0%上昇と前月の2.5%から伸び
が鈍化した。2021年2月以来、3年半ぶりの低水準で、カナダ銀行(BOC)が目
標とする2%に達した。前月比は0.2%下落した。
MINKABU PRESS
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