貴金属は、続伸して寄り付く見通し。金と銀は円安を受けて買い優勢となろう。プラ チナ系貴金属(PGM)はプラチナが円安を受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は11.00ドル安 の2571.20ドル、銀が14セント安の3069セント、プラチナが5.97ドル 安の984.11ドル、パラジウムは26.64ドル高の1117.20ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=142.04/06円で、前営業日の 大引け時点から1.44円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が1万1790円前後、銀は141.0円前後、プラチナ は4480円前後、パラジウムは4700円前後。 【NY金は予想以上の米小売売上高やドル高が圧迫】 金はきのうの海外市場では、予想以上の米小売売上高やドル高を受けて売り優勢とな った。 金は予想以上の米小売売上高やドル高が圧迫要因になった。8月の米小売売上高は前 月比0.1%増と、市場予想の0.2%減に反してプラスとなった。米鉱工業生産指数 は同0.8%上昇と前月の0.9%低下から反転した。米国債の利回りが上昇し、ドル 高に振れた。ただCMEのフェドウォッチで、米連邦公開市場委員会(FOMC)の 50ベーシスポイント(bp)利下げの確率は63.0%(前日62.0%)と大幅利 下げ観測に変わりはない。 レバノンで、同国に拠点を置く親イラン武装組織ヒズボラの戦闘員らが利用している ポケットベルのような通信機器の爆発が相次いだ。レバノン当局によると、少なくとも 9人が死亡し、2750人が負傷した。レバノンのマカリ情報相は、イスラエルによる 攻撃として非難。ヒズボラもイスラエルの責任だと非難し、報復を示唆した。 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。 【NYプラチナは欧州時間から売り圧力が強まる】 プラチナはきのうの海外市場では、欧州時間に戻りを売られたことやドル高が圧迫要 因になった。 プラチナは欧州時間から売り圧力が強まった。中国経済の先行き懸念に加え、9月の 独ZEW景気期待指数が3.6と8月の19.2から予想以上に低下した。需要伸び悩 みにつながると上値を抑える要因になりそうだ。一方、また8月の米小売売上高は前月 比0.1%増と、市場予想の0.2%減に反してプラスとなった。ドル高に振れたが、 今夜の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ開始が見込まれており、今後の見通 しを確認したい。 <今日の予定> ●香港(中秋節) ・機械受注 2024年7月(内閣府) ・貿易収支 2024年8月速報(財務省) ・英消費者物価指数 2024年8月(国立統計局) ・ユーロ圏消費者物価指数 2024年8月確報(EUROSTAT) ・米住宅着工・許可件数 2024年8月(商務省) ・対米証券投資 2024年7月(財務省) ・米FOMC声明文公表(FRB) MINKABU PRESS 東海林勇行
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