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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (24/10) 989.4 998.3 976.4 981.9 - 12.5
(25/ 1) 998.6 1007.8 986.4 992.0 - 11.8
パラジウム (24/12) 1089.00 1093.50 1061.50 1078.10 - 20.50
(25/ 3) 1092.50 1097.00 1069.50 1084.70 - 20.60
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 19,063 39,685 76,416 (- 336)
パラジウム 3,710 5,125 18,585 (- 58)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 42,063.36 + 38.17
前日 142.60/62 1.1161/62 ・ナスダック 17,948.32 - 65.66
本日 143.85/87 1.1162/64 ・10年米国債利回り 3.74 + 0.01
・NY原油 (24/11) 71.00 - 0.16 ・SPDR保有金残高 873.96 + 1.73
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナ、パラジウムとも反落。前日比は、プラチ
ナが12.5〜10.7ドル安、中心限月の10月限が12.5ドル安、パラジウムが
20.60〜20.30ドル安、中心限月の12月限は20.50ドル安。
プラチナ10月限は反落。今週、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利下げを
決定し、利下げ局面が始まったことはドルの先安感を強めているものの、工業用の需要
見通しの不透明感が根強く、プラチナ相場を圧迫した。イスラエルが敵対勢力の排除の
ため工業製品に爆発物を仕掛ける作戦を15年以上前から実施していたと伝わってお
り、西側の工業製品に対する不信感が広がっていることが重し。
イスラエルがレバノンの首都ベイルートを空爆し、イスラム組織ヒズボラとの全面戦
争リスクが高まったとみられることは安全資産である貴金属市場の支援要因。ベイルー
ト空爆でヒズボラの戦闘員や司令官など、多数の死傷者が発生した。一方、イスラエル
のテルアビブに海上から侵入者があり、姿を消したとも伝わっている。
イスラエルのガラント国防相は、「我々の作戦は新たな段階に入っており、目標はイ
スラエル北部の入植者を安全に帰還させることである」と語った。イスラエル北部の市
民は避難しており、イスラエルとレバノンの国境付近に緩衝地帯を設ける作戦が始まっ
ているもよう。
パラジウム12月限は反落。プラチナ相場に連動した。
今日の材料
・ベイルート空爆で少なくとも30名のヒズボラ戦闘員が死亡、このうち約20名は上
級司令官=イスラエル軍
・イスラエルによるベイルート住宅地へのテロ攻撃を強く非難=イラン外相
・指標が予想通りであれば、年内あと二回のFOMCで0.25%利下げへ=ウォラー
FRB理事
・需要を刺激しないゆっくりしたペースの利下げが望ましい=ボウマンFRB理事
・大幅利下げはインフレに対する早期の勝利宣言とみなされる可能性=同上
・雇用とインフレという二大命題に対するリスクはより均衡=米フィラデルフィア連銀
総裁
MINKABU PRESS
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