ダウ平均は反発 トランプ大統領の経済対策への期待で下げ一服=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式10日(NY時間10:34)
ダウ平均   24384.10(+533.08 +2.06%)
ナスダック   8177.56(+226.88 +2.65%)
CME日経平均先物 19580(大証終比:-230 -1.17%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発して始まっている。前日は2000ドル超急落し、きょうは値ごろ感からの買い戻しも入っているようだ。新型ウイルス感染に対するトランプ大統領の経済対策に市場は期待感を抱いている模様。大統領はきょう、上下両院の共和党議員と面談し、対策を協議する。雇用主が従業員の給与にお応じて支払う給与税の減税や、小規模企業に対する支援策などの協議が期待されているようだ。

 FRBのゼロ金利に向けた利下げを市場はある程度織り込んでいる。それでも市場の動揺は収まらず、ウイルス感染を機にこのまま景気後退へと陥るのではとの警戒感も強まっているようだ。市場は次に、財政面での刺激策を求めている模様。いずれにしろ、新型ウイルス感染の経済への悪影響が、本格的な景気後退に陥らないか、財政刺激政策など、次の展開を見守りたいといった雰囲気と思われる。

 前日暴落を見せた原油相場に買い戻しが入っており、エネルギー株に買い戻しが入っているほか、米国債利回りの上昇で銀行株も下げが一服している。IT・ハイテクや産業株も上昇。

 ただ、ダウ平均は寄り付き直後に900ドル超上昇する場面も見られたものの、戻り売りも出て伸び悩む動きも見られている。

アルファベット(C) 1248.12(+32.56 +2.68%)
フェイスブック 175.21(+5.71 +3.37%)
ネットフリックス 357.50(+11.01 +3.18%)
テスラ 636.86(+28.86 +4.75%)
アマゾン 1870.69(+70.08 +3.89%)
エヌビディア 255.77(+10.33 +4.21%)
ツイッター 34.45(+1.99 +6.12%)

ダウ採用銘柄
J&J 136.69(+0.25 +0.18%)
P&G 117.43(+1.37 +1.13%)
ダウ・インク 30.64(+0.11 +0.28%)
ボーイング 226.71(-0.46 -0.18%) 
キャタピラー  103.32(-0.75 -0.62%) 
ユナイテッド  118.23(+2.87 +2.27%) 
ビザ 177.38(+6.25 +3.39%) 
ナイキ 85.79(+1.68 +1.90%)
ウォルグリーン 48.54(-0.01 -0.02%) 
3M 147.98(+3.92 +2.55%) 
エクソンモビル  43.00(+1.14 +2.39%) 
シェブロン 85.13(+4.46 +4.68%) 
コカコーラ 52.42(+0.56 +1.01%) 
ディズニー 106.86(+2.51 +2.18%) 
マクドナルド 191.21(+4.35 +2.19%) 
ウォルマート 118.64(+1.48 +1.26%)
ホームデポ 214.75(+4.29 +1.88%)
JPモルガン 97.32(+3.88 +3.59%)
トラベラーズ  116.58(+0.38 +0.30%)
ゴールドマン  182.22(+9.41 +4.88%)
アメックス 101.18(+2.89 +2.67%) 
ユナイテッドヘルス 277.64(+4.20 +1.48%)
IBM 118.97(+1.16 +0.91%)
アップル  279.31(+13.14 +4.55%)
ベライゾン 54.58(-1.25 -2.20%)
マイクロソフト  157.96(+7.34 +4.54%)
インテル 52.25(+1.40 +2.51%)
ファイザー 34.02(+0.26 +0.73%)
メルク 79.57(+0.61 +0.74%)
シスコシステムズ 39.16(+1.20 +3.02%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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