NYプラチナ市況=反落、プラチナは金・銀ほどの急落にならず小幅安で引け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (24/10)  1011.8     1018.6       998.0      1008.5    -  2.9
         (25/ 1)  1024.9     1030.6      1008.6      1022.0    -  0.2
 パラジウム  (24/12)  1050.00    1053.00     1011.50     1023.40   - 27.80
         (25/ 3)  1059.00    1059.00     1020.00     1030.90   - 27.80
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ          25,717         47,867        72,526       (-  1,757)
 パラジウム          4,559          4,106        18,736       (-    117)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
=======================================
・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          42,313.00  + 137.89
     前日  144.83/85   1.1175/77   ・ナスダック         18,119.59  -  70.70
     本日  142.15/17   1.1166/68   ・10年米国債利回り      3.75  -   0.04
・NY原油  (24/11)   68.18 + 0.51  ・SPDR保有金残高    877.12      0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小反落、パラジウムは反落。前日比は、プ
ラチナが3.5〜0.2ドル安、中心限月の1月限が0.2ドル安、パラジウムが
31.90〜27.50ドル安、中心限月の12月限は27.80ドル安。
 プラチナ1月限は小反落。時間外取引では、中国の景気刺激策による同国の景気回復
期待で中国株の続伸が好感され、続伸となり、欧州時間の前半、6ドル超の上げ幅を維
持して推移。日中取引では、序盤、小高くなる場面があった。しかし金、銀の急落が警
戒され、利食い売り先行となったが、インフレ指標であるPCEデフレータの落ち着き
で米国株(ニューヨークダウ)が堅調に推移が下支え要因となった。時間外取引の安値
が支持線となり、金、銀ほどの急落にはならず、小幅安で引けた。
 パラジウム12月限は反落。時間外取引から売り優勢となり、15ドル超の下落で推
移。日中取引で手じまい売り先行もようで一段安となり、27ドル超の下落で引けた。
 26日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの14万5586
オンス、パラジウムは同変わらずの3万9257オンス。
今日の材料
・27日のアジア太平洋株式市場はまちまち。
・中国上海総合指数は大幅続伸、86.58ポイント高の3087.53ポイント。
・欧州株は上昇。中国の一連の景気刺激策や、欧米の追加利下げ観測の加速が強材料
 となった。
・8月の米個人所得・支出
 結果 0.2%
 予想 0.5% 前回 0.3%(個人所得・前月比)
 結果 0.2%
 予想 0.3% 前回 0.5%(個人支出・前月比)
 PCEデフレータ(8月)21:30
 結果 0.1%
 予想 0.1% 前回 0.2%(PCEデフレータ・前月比)
 結果 2.2%
 予想 2.3% 前回 2.5%(PCEデフレータ・前年比)
 結果 0.1%
 予想 0.3% 前回 0.2%(PCEコアデフレータ・前月比)
 結果 2.7%
 予想 2.7% 前回 2.6%(PCEコアデフレータ・前年比)
・ドルはまちまち。ドル円は東京時間に1ドル=146円台に上昇したが、142円近くまで
 急落。ユーロドルは下落。ユーロは対円でも下落。
・米インフレ指標の落ち着きから米10年債の利回り低下。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。