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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/11 1,055.75 1,065.50 1,045.00 1,057.25 + 0.25
2025/01 1,073.25 1,083.75 1,063.00 1,075.50 + 0.25
2025/03 1,086.50 1,097.25 1,076.25 1,089.50 + 1.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
先物 317,096 282,795 863,865 (- 6,179)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月7日−10月11日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。
コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。
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大豆は総じて小幅高。終値の前営業日比は1.25セント安〜1.75セント高。中
心限月の11月限は0.25セント高の1057.25セント。
前日の日中取引終了後に発表された作柄報告で順調かつ良好な生育が確認出来たこと
が重石となり前日安値を下抜く場面も見られたが、コーン、小麦の堅調が買いを支援し
たことで期近限月は僅かながらプラスサイドに浮上した。米農務省(USDA)が大口
成約を発表したことも買いを支援する要因になった。
11月限は1055.75セントで取引を開始した後に値位置を落とし、その後は欧
州の時間帯を終えるまで1053セントが上値抵抗線として意識される安もみとなっ
た。シカゴの時間帯を迎えると大口成約が発表されたうえ、他農産物が堅調となったこ
とを手掛かりにした買いが入って上値を探る足取りを展開。終盤に1065.50セン
トまで値を伸ばしたものの、引けにかけて急速に上げ幅を削り辛うじてプラスサイドを
維持して終えた。
米農務省(USDA)は仕向け地不明で24/25年度積み、12万トンの大豆の
大口成約を発表した。
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
コーンベルトでは降雨の発生が無いなか五大湖周辺地域から南西部にかけて気温が低
下。中西部北部の1日の最高気温は概ね18〜24℃前後。一方、オハイオバレーでは
暖かな気温のなか曇天が広がっている。
ハイプレーンズ北部では凍結に近い水準まで気温が低下。一方、プレーンズ西部、ミ
シシッピーバレーでは概ね降雨の発生はないなか暖かな気温が今後数日間は広がるだろ
う。
6〜10日間予報については10月6日から10月10日にかけて気温は全国的に
平年並〜平年を上回るだろう。特にプレーンズおよび中西部北部ではこの時期にしては
暖かな気温となるもよう。一方の雨量は、多くの地域で平年以下〜平年並にとどまる
見込み。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
米プレーンズでは引き続き降雨は発生せず。これは夏穀物の成熟や農作業にはてきし
ているものの、土壌水分乾燥の影響で冬小麦の作付けペースは平年に遅れている。気温
は記録的な暑さからは低下し、ネブラスカ州西部では軽い凍結が発生。
米南部では曇天が広がるなか湿度が高い状態が続いている。大西洋沿岸およびフロリ
ダ半島では降雨が発生。ヘレーヌが通過した地域では穀物の作柄が大幅に低下。
大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調な足取りに追随高。主要産地であるアルゼンチンの
乾燥に対する警戒感も買い支援要因となった。一方の大豆油は原油高に対する反応も薄
く、大豆粕とのストラドルに関する取引が意識されるなか軟調で終了。大豆粕12月限
は前日比5.90ドル高の347.50ドルで終了。
今日の材料
・コーンベルトでは降雨の発生が無いなか五大湖周辺地域から南西部にかけて気温が
低下。
・中西部北部の1日の最高気温は概ね18〜24℃前後。
・10月6日から10月10日にかけてプレーンズおよび中西部北部ではこの時期に
しては暖かな気温に。
・USDAは仕向け地不明で24/25年度積み、12万トンの大豆の大口成約を
発表。
MINKABU PRESS
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