NY株式9日(NY時間10:22) ダウ平均 24350.63(-1514.15 -5.80%) ナスダック 8114.11(-461.51 -5.28%) CME日経平均先物 18995(大証終比:-415 -2.20%) きょうのNY株式市場は急落して始まっており、ダウ平均は2000ドル超下げ幅を拡大する場面も見られた。市場は新型ウイルス感染の経済への影響に警戒感をさらに強めている。特に本日の原油相場の急落が雰囲気をネガティブにしているようだ。アジア時間にWTIは27ドル台前半まで急落していた。 サウジの国営石油会社サウジアラムコが4月の極東と米国、欧州向け代表油種の公式販売価格(OSP)について、少なくとも過去20年で最大の値下げに踏み切る。サウジ当局者はさらに、必要な場合には大幅な増産が可能であり、過去最大の日量1200万バレルまで増やすこともできると非公式に打診したという。一方、ロシアも石油企業が可能な限りの量の生産を自由に行うことができるとの立場を示しており、産油国の価格引き下げ競争が激化するのではとの懸念につながっている。 エネルギー株が売り浴びせられているほか、米国債利回りが急低下しており、10年債が一時0.3%台まで急低下した中、銀行株も大幅安となっている。 なお、取引開始直後にサーキットブレーカーが発動され、15分間取引が停止した。ちなみにNY証券取引所の規定では、S&P500株価指数が7%下落で15分間取引停止。更に13%下落で、再度15分間取引停止。20%下落ならその日の取引停止。本日は7%安が208ポイント安、13%安が386ポイント安、20%が594ポイント安。 サーキットブレーカー解除後に買い戻しも入り、下げ渋る動きも見せている。 アルファベット(C) 1228.72(-69.69 -5.37%) フェイスブック 170.63(-10.46 -5.78%) ネットフリックス 349.99(-18.98 -5.14%) テスラ 642.01(-61.47 -8.74%) アマゾン 1822.00(-79.09 -4.16%) エヌビディア 249.83(-16.21 -6.09%) ツイッター 32.89(-0.58 -1.72%) ダウ採用銘柄 J&J 137.54(-4.49 -3.16%) P&G 117.89(-3.77 -3.10%) ダウ・インク 33.51(-5.46 -13.62%) ボーイング 238.50(-23.83 -9.15%) キャタピラー 111.20(-10.21 -8.37%) ユナイテッド 117.52(-8.96 -7.09%) ビザ 176.23(-8.13 -4.35%) ナイキ 82.82(-5.54 -6.12%) ウォルグリーン 49.18(-1.32 -2.69%) 3M 148.12(-5.53 -3.65%) エクソンモビル 43.91(-3.78 -7.54%) シェブロン 86.33(-8.99 -9.25%) コカコーラ 52.65(-2.61 -4.60%) ディズニー 108.76(-6.51 -5.71%) マクドナルド 192.83(-6.03 -3.04%) ウォルマート 118.49(+1.26 +1.09%) ホームデポ 214.20(-14.31 -6.09%) JPモルガン 97.36(-10.72 -9.41%) トラベラーズ 115.01(-9.01 -7.04%) ゴールドマン 176.06(-16.80 -8.45%) アメックス 100.26(-7.98 -7.19%) ユナイテッドヘルス 263.84(-20.03 -7.08%) IBM 120.18(-7.55 -5.83%) アップル 273.43(-15.60 -5.33%) ベライゾン 55.85(-1.03 -1.79%) マイクロソフト 155.56(-6.01 -3.61%) インテル 51.71(-4.06 -7.13%) ファイザー 33.79(-1.23 -3.47%) メルク 80.03(-2.17 -2.66%) シスコシステムズ 37.79(-1.89 -4.78%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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