石油午前=下落、ヒズボラとイスラエルに停戦の兆し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。交戦を続けるイスラム組織ヒズボラとイスラエルに停戦の兆
しがあることが海外原油を圧迫した。ただ、円相場は1ドル=148円前半で、前日よ
りもやや円安・ドル高推移していることが国内市場を下支えしている。時間外取引でニ
ューヨーク原油が堅調であることも支援要因。米石油協会(API)が発表した米週間
石油在庫統計で原油在庫は大幅に増加したが、時期的にほとんど材料視されていない。
 日中取引開始後、原油の2025年3月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 午前10時59分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1700〜1000円安。
 午前10時59分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1676枚。
【EIA、米原油生産見通しを引き下げ】
 米エネルギー情報局(EIA)の短期エネルギー見通し(STEO)では、今年と来
年の米原油生産見通しが下方修正された。今年は日量1325万バレルから同
1322万バレルに、来年は同1367万バレルから同1354万バレルに引き下げら
れている。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.46ドル高の74.03ドルで推
移。本日これまでのレンジは73.70〜74.19ドル。
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