プラチナ午前=プラチナが続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢
で始まった。その後は、買い戻されて堅調となった。パラジウムの商いは成立しなかっ
た。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが37〜54円高、プラチナミニが
4.0円安〜49.5円高、プラチナスポットが144円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6372枚、プラチナミニが570枚、
プラチナスポットが1841枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米CPIの伸び鈍化や金堅調が支援】
 プラチナは米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化や金堅調が支援要因になった。9
月の米CPIの伸びが鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)の11月の利下げ見通しに
変わりはなかった。一方、中国政府は12日午前、財政政策に関して記者会見を開く。
投資家は追加の景気対策を期待している。国家発展改革委員会(発改委)の8日の記者
会見では具体的な政策が発表されず、失望感が広がっていた。
 プラチナ先限は4668円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になった。円相
場は1ドル=148円台半ばまで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の975.21ドルから、もみ合い
となった。
 午前11時現在、プラチナは973.50ドル、パラジウムが1079.29ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが961.31ドル、パラジウムが
1053.05ドル。
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