反落、OPECプラスの会合を控えた警戒感で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=46.78(-0.40 -0.85%)

 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.40~0.38ドル安。その他の限月は0.34ドル安~0.14ドル高。 

 新型コロナウイルスが米国でも流行しつつあり、人々が外出を手控え石油需要が減少する見通しであることが重しとなった。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国による会合が5日から始まるなか、予備協議でロシアが追加減産に否定的であると伝わったことも圧迫要因。ロシアは現行の日量170万バレルの協調減産を6月まで継続することを提案したという。

 時間外取引で4月限は堅調に推移した後に失速し、一時マイナス転換した。通常取引開始に向けて強含むと48.41ドルまで上昇したが、押し戻されると再びマイナス圏に沈み、46.65ドルまで下落した。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。