[今日の視点]とうもろこし=シカゴ期近高と円安受け買い優勢か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 とうもろこしは、夜間取引では出来ず。日中取引で出合いがあれば、シカゴ期近高と
150円台の円安から買い優勢か。シカゴ期近12月限と円相場1ドル=150.15
円からの換算値は260円程度の上昇。期先は220円高を見込む。
 とうもろこし先限は3万4500円が目先の上値抵抗線だが、これを上抜くと当限の
3万5200円が次の目標になってくる。引き続き他限月に比べて割安感のある期近
3月限、期先9月限と先限が他限月にサヤ寄せするかが注目される。

 17日のシカゴコーンは概ね堅調。米農務省(USDA)が前日の160万トン余の
大口成約に続き、この日も2件の大口成約を発表したことが買いを支援した。ただ、米
産地の収穫進行とこれに伴う需給緩和見通しが重石となり410セントに近づくと上値
が重くなると予想。400セントを割り込むとすぐに買い戻される動きが見られている
だけに目先は400〜410セントのレンジ内での高下が予想される。
 JPXとうもろこし先限の寄り付き予想は3万4980〜3万5200円。本日の日
中取引の予想レンジは3万4800〜3万5300円。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:30 消費者物価指数 2024年9月(総務省)
【工業】09:30 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
◆ 中国 ◆
【経済】10:30 住宅価格指数 2024年9月(国家統計局)
【経済】11:00 国内総生産 2024年7-9月期(国家統計局)
【経済】11:00 小売売上高 2024年9月(国家統計局)
【経済】11:00 鉱工業生産 2024年9月(国家統計局)
◆ 香港 ◆
【経済】17:30 雇用統計 2024年9月(香港統計局)
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】17:00 国際収支 2024年8月(ECB)
◆ イギリス ◆
【経済】15:00 小売売上高 2024年9月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:30 住宅着工・許可件数 2024年9月(商務省)
【農産】21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【商品】10/19 04:30 建玉明細報告(CFTC)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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