プラチナ市況=プラチナが大幅続伸、現物相場が堅調で4本が3ケタ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/12          2025/108    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         13,514     -8    13,584  新甫  : 2,751.46   + 9.62
銀          165.0    0.0     168.0  新甫  : 3,381.00   +27.00
プラチナ     5,136   +120     5,150  新甫  : 1,046.79   +23.24
パラジウム   5,600      0     5,800  新甫  : 1,228.26   +31.12
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    153.01   -0.40  ユーロ・ドル相場   1.0807  +0.0015
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い
優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。取組高が
多い期先8月限は正午前に90円超の上昇で推移。午後は現物相場が堅調に推移から
100円超の上昇となった。8月限を含む4本が3ケタ高。24年8月限が一代高値を
更新。
 25年10月限は発会値から58円高で引けた。
パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが96〜125円高、プラチナスポットが
104円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万3298枚、プラチナミニが974枚、プラチナスポ
ット3540枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ現物相場は1050ドル台が目前】
 プラチナ先限は5158円まで上昇し、7月18日以来の高値をつけた。先限つなぎ
足で14日間の相対力指数は71台となり、総強気ムードの反面、短期的な買い過剰感
が台頭。テクニカルから判断すると、7月8日の高値5326円に向かう過程にある。
 プラチナのドル建て現物相場は1048ドル台まで上昇。5月29日以来の1050
ドル台が目前となっている。短期的には買い過剰感があるが、相関性のあるパラジウム
の暴騰と比較すると、高値警戒感はさほど感じない。修正場面は押し目買いが喚起され
る展開か。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1034.11ドルから、金堅調につ
れ高となった。午後にになり、1040ドル台での取引となり、午後4時前に1048
ドル台まで上昇。
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