トウモロコシは、ハーベスト・プレッシャーの織り込みが優勢の地合になろう。産地 好天で収穫作業が順調に進んでおり、400セント割れに向けて上値の重い展開にな る。過去最大規模の供給が始まっている。また、南米の天候リスクを積極的に織り込ん でいく必要性もみられない。10月下旬は輸出が堅調なことで安値修正の動きもみられ たが、先高感の形成は難しい。戻り売り優勢の地合を崩すのであれば、南米産の生産障 害への警戒感が求められるが、現時点ではその兆候は乏しい。 大豆は、豊作による需給緩和見通しが強い。米国のハーベスト・プレッシャーの消化 が優勢であり、季節要因から値下がりリスクを抱える。過去最大規模の現物供給が遅れ る。9月はブラジルの干ばつが警戒され、作付け作業がやや遅れたが、10月は天候が 改善している。南米の天候相場の目線でも、上値の重い展開になろう。良好な輸出環境 が下値を支えるが、先高感を形成していくのは難しい。950セント水準のサポートの 有無が打診される見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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