石油午前=4ケタ高、トランプ・リスクを意識

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は4ケタ高。米大統領選でトランプ前大統領が返り咲きを果たしたこ
とで、イスラエルを支持する米国とイランの対立が強まるリスクが意識されている。バ
イデン政権のもとで米国の対イラン石油制裁は形骸化し、イランの輸出量は拡大傾向に
あることから、この制裁が建て直される可能性はある。円相場が1ドル=154円半ば
で円安・ドル高基調を維持していることも国内市場の支援要因。時間外取引でニューヨ
ーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2025年3月限は上昇。夜間取引の高値付近へ向けて水準
を切り上げている。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1090〜1610円高。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1887枚。
【ベン・グリオン国際空港にミサイルが着弾】
 レバノンのイスラム組織ヒズボラとイスラエルの交戦が続いているなか、ヒズボラの
発射したミサイルがイスラエルのベン・グリオン国際空港に着弾した。ベン・グリオン
国際空港はイスラエル最大の空港で、これまでの交戦で被害は発生していなかった。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.28ドル高の71.97ドルで推
移。本日これまでのレンジは71.65〜72.02ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。