−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/12 69.55 70.15 68.75 68.87 - 0.52 2025/01 69.28 69.96 68.64 68.75 - 0.49 2025/02 69.07 69.68 68.42 68.52 - 0.50 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 791,754 1,760,076 ( - 22,123) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2024/12 222.63 - 1.39 2025/01 223.65 - 1.52 改質ガソリン 2024/12 204.58 + 0.81 2025/01 199.12 - 0.13 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月は前営業日比0.52〜0.49ドル 安。その他の限月は0.50〜0.39ドル安。 今週、停電のため操業を停止した大規模な北海油田が生産を完全に再開したことや、 米エネルギー情報局(EIA)の週報が重しとなった。戦略石油備蓄(SPR)を除く 原油や石油製品在庫の合計は12億4381万1000バレルまで増加し、夏場以降の 減少傾向が一巡した。上向いていた米製油所稼働率は90.2%まで低下。 ウクライナ軍が英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」でロシアを攻撃したた め、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の対立は一段と強まっている。英国はスト ームシャドーによるロシア攻撃について、ロシアがウクライナとの戦争に北朝鮮兵を投 入したことへの対応としている。今週は米国製の長距離ミサイルもロシア攻撃に利用さ れた。 石油輸出国機構(OPEC)プラスが自主減産の縮小を見送り、増産開始を再び延期 する可能性があることは支援要因。主要産油国は需要が低調に推移していることを懸念 している。関係筋の話としてロイター通信が伝えた。OPECプラスは来月1日に産油 国会合を開催する予定。 時間外取引で1月限は堅調に推移し、通常取引序盤には69.96ドルで強含み。た だ、上値は重くマイナス転換すると、68.64ドルまで軟化した。 改質ガソリンの当限は小幅続伸。ヒーティングオイルの期近は続落した。EIA週報 でガソリン在庫の減少傾向は一巡したが、改質ガソリンの当限はしっかりと推移。 米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比) 原油 +54.5万(4億3029万) ガソリン +205.4万(2億0893万) 留出油 −11.4万(1億1430万) (クッシング地区) 原油 −14万(2505万) *()は在庫総量 今日の材料 ・米国の拒否権発動で、ガザ停戦決議案が否決=国連安全保障理事会 ・米原油在庫の市場予想は前週比80万バレル増 ・トランプ米次期大統領とプーチン大統領がまもなく電話会談へ=ブルームバーグ ・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計 ・原油在庫は前週比475万3000バレル増 ・ガソリン在庫は同248万バレル減 ・留出油在庫は同68万8000バレル減 ・クッシング原油在庫は同28万8000バレル減 ※本文中の限月を1月限に変更します。 MINKABU PRESS
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