石油午前=売り優勢、海外原油の反落が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は売り優勢。米エネルギー情報局(EIA)の週報で、原油やガソリ
ンの在庫が増加したことが海外原油の重しとなった。米ガソリン在庫の減少傾向は一服
している。ただ、ウクライナからロシアに向けて、米国製の長距離ミサイルに続き、英
国製の長距離ミサイルも発射され、北大西洋条約機構(NATO)とロシアの対立激化
が警戒されていることは支援要因。時間外取引でニューヨーク原油は堅調。円相場は
1ドル=155円ちょうど付近で円買い・ドル売りが優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年4月限は軟調。夜間取引の安値付近を維持しつ
つ、動意は限定的。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が380円
安〜720円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が557枚。
【米国、ガザ停戦決議案で再び拒否権を行使】
 20日の国連安全保障理事会で、パレスチナ自治区ガザの即時停戦決議案は米国の拒
否権行使で否決された。イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が始まった昨年10月
以降、米国がガザに関する決議案で拒否権を使うのは、修正案を含めて5度目。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で1月限は前日比0.36ドル高の69.11ドルで推移。
本日これまでのレンジは68.96〜69.13ドル。
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