[今夜の視点]金・銀=ウクライナ情勢を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ウクライナ情勢に対する懸
念を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の2649.56ドルから、ドル
安を受けて2659ドル台まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、
2651ドル台で押し目を買われた。
 ウクライナに米国製に続き、英国製の長距離ミサイルでロシアを攻撃し、地政学的リ
スクが支援要因である。ロシアは攻撃されれば報復することを宣言しており、反応を確
認したい。ただ戦況に大きな変化がなければ、停戦交渉に向けてトランプ次期米大統領
の就任を待つ可能性もある。今夜は米新規失業保険申請件数や11月のフィラデルフィ
ア連銀製造業景況指数などの発表がある。
<今夜の予定>
・政策金利公表(南アフリカ準備銀行)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2024年11月(フィラデルフィア連銀)
・米中古住宅販売統計 2024年10月(全米不動産協会)
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