¥−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− − 現物 3カ月物 アルミ 2,599.60 - 13.00 2,631.50 - 12.50 アルミ合金 2,249.25 + 0.75 2,255.00 0.00 銅 8,885.11 - 82.91 9,008.50 - 81.00 ニッケル 15,476.57 - 190.18 15,714.00 - 192.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は続落。2634ドルで小安く取引を開始。その後のアジア時間は 2640ドルを前後して推移した後、買い優勢となり、一時2650ドルまで上昇の動 きが見られた。ただ、欧州時間を迎えると、リスク回避の動きが広がり、一時2620 ドルの安値に到達。安値で買い戻されたもののウクライナ情勢緊迫化を受けたリスク回 避の動きのなか2036ドルが上値抵抗線として意識される安もみとなり、終盤にこの 日の安値に顔合わせする場面が見られるなど、頭の重さを窺わせる足取りのまま引けを 迎えた。 銅3カ月物は反落。9103ドルで堅調で取引を開始。その後もアジアの時間帯は 9100ドルが支持線として意識されるなか、買い優勢となり、9141ドルの高値を 付けた。ただ、欧州の時間帯を迎えると軟化に転じ9080ドルを割り込み、9060 〜9080ドルを中心とする価格帯で高下となった。ニューヨーク時間には米株式市場 の先行き不透明感やウクライナ情勢に対する懸念がリスク回避の動きを活発化させるな か、下値探りとなり引け間際に9002ドルの安値を付けた後、この日の安値に近い水 準で終了。 ニッケル3カ月物は反落。1万5900ドルで小安く寄り付いた。その後はプラスサ イドに反転し、1万6000ドル台での推移がニューヨーク時間を迎えるまで続いた が、ニューヨーク時間はリスク回避の動きが広がるなか、下値探りに転じ、引け間際に 1万5660ドルの安値を記録。安値からの戻りも限られ、200ドル近い下落で引け た。この日の下落で19日から20日にかけての上げ幅を相殺した。 今日の材料 ・21日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。 ・中国上海総合指数は小幅続伸、2.42ポイント高の3370.40ポイント。 ・欧州株は上昇。英FTは外国為替市場でポンドがドルに対して下落し、輸出関連銘柄 の買いを後押し。また企業決算を好感した買いが先行。独DAXは原油価格の値上が りを受けてエネルギー株が上昇。 ・米国週間新規失業保険申請件数 結果 21.3万件 予想 21.9万件 前回 21.9万件(21.7万件から修正) ・11月のフィラデルフィア連銀景況指数 結果 -5.5 予想 5.0 前回 10.3 ・ドルは対円では下落したが、対ユーロでは上昇。ドル円は一時1ドル=153円台後半 まで下落。ユーロドルは1ユーロ=1.0459ドルまで下落し、昨年10月以来の安値を 更新。 ・米国株は上昇。序盤、ナスダック指数が下落したが、ニューヨークダウの上昇に支 援され、戻り歩調となった。 ・ニューヨーク貴金属は総じて上昇。金はウクライナ情勢の緊張に支援され、期近12 月限は23ドル超の上昇。ニューヨーク原油は上昇。期近1月限は70ドル維持。 MINKABU PRESS
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